今月のカレンダー
今月のカレンダーは、昨年4月の星野文昭さんの作品「初夏に歩く、京都東山・哲学の道」です。
星野文昭さんが人生をかけて闘ってこられた沖縄のみなさんの闘いが新たな爆発局面を確実に迎えようとしています。普天間基地即時撤去、県内新基地建設反対のその声は、1960年代、70年代を超える奔流となろうとしています。
「日米関係の深化」と言いなし、反動勢力による巻き返しの中グラグラになった鳩山連立政権は、結局、なすすべもなく普天間基地の継続や沖縄県内の新基地建設へと流れ込もうと策動を強めています。こんなことが許されるはずがありません。単に鳩山が約束したということ以上に、琉球併合130年、戦後の新たな琉球処分から60年、復帰して38年、一貫して差別を強制し、米軍基地を押し付け、その一方で戦後の発展と繁栄を謳歌してきた本土、ヤマトのあり方が今問われているのです。
「もう我慢できない」と沖縄の皆さんは、自らの足で立って闘いに立ちあがっておられます。昨年、11月8日の2万1千人の県民集会(右写真)、そして1月24日の名護市長選挙における稲嶺進さんの勝利は、確実に新たな闘いの爆発へとうねりが始まっていることを示しています。
この間の政府の動きに抗議して、4月6日から9日、安里英子さん、安次富浩さん、金城実さん、知花昌一さん、真喜志好一さんらが呼び掛けて、40人~50人の沖縄行動団による首相官邸前での座り込みが行われようとしています。
そして4月25日には、沖縄読谷村の運動公園で超党派による「県民集会」が開かれます。10万人規模と言われていますが、ヤマトからもこぞって参加しようではありませんか。先日の3月28日の三里塚全国集会でも、反対同盟の萩原進さんから市東孝雄さんと共に同盟旗を翻させて参加すると表明があり、関西からも永井さん、山本さんの関実世話人を先頭に大挙参加しようと準備が進んでいます。
三里塚と沖縄を闘ったがゆえの星野文昭さんへの冤罪を晴らし、奪還するには、もっとも重要な闘いの陣形が生まれつつあると私たちは考えます。頑張りましょう。
なお、前回のブログで、兵庫・救う会の街頭署名活動を、4月24日とお伝えしましたが、この県民集会と重なり出来ませんので延期させていただきます。5月8日(土)午後2時~3時にできればと考えております。場所は、JR元町駅前東側の歩道です。よろしく。
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