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2010年3月

3月13日の街頭宣伝

10313  3月13日(土)午後2時から、JR元町駅前で星野文昭さんの即時釈放、再審裁判を開けという署名活動を5人で行いました。

 高校生たちの募金活動や、南米ミュージシャンの路上演奏と重なりましたが、気を使いながらのマイクでの訴えも行いました。

 とりわけ、普天間基地即時閉鎖、県内新基地建設反対の沖縄県民の声を踏みにじる鳩山連立政権による「移設問題」へのすり替えと沖縄県内移設の動きが強まっていることを受けて、10313_2 獄中から一貫して沖縄米軍基地撤去を求めておられる星野文昭さんの闘いを訴えさせてもらいました。

 沖縄現地では、まだまだ流動的ではあるようですが、来月4月中旬の超党派による県民集会の成功に向けた取り組みが進められ、さらに5月16日には、普天間基地包囲闘争が準備を始めていると聞いています。

 こうした取り組みにもぜひ兵庫の救う会としても取り組み、運動を前進させたいものです。

 この日は、1万円のカンパが寄せられ、署名は13筆でした。

 次回の街頭宣伝は、4月24日(土)午後2時~3時 JR元町駅前南東歩道で行います。お手伝いください。

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とめたいんや戦争!守るんや命! 3・7行動

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 3月7日 「とめたいんや戦争! 守るんや命! 3・7行動」(上写真)に署名ブースを借りて、星野再審署名活動をしました。1037_2

 結果は13筆でしたが、一緒に協力してやった「『高校無償化』から朝鮮学校をはずさないで」緊急署名がほんとに多く集まりました。

 集会は元気な女性たちと男性たちで大いに盛り上がりました。ソウル907回水曜デモ書と「在特会」を糾弾する声明が読み上げられました。(「在特会」を糾弾する声明については、「57歳パート日記」ブログhttp://pa-to.at.webry.info/201003/article_1.htmlに掲載されています。ご覧ください。)

 辺野古からは、坂井満さんから普天間がある宜野湾市の人々からも「援助金があるからと名護に新基地を受け入れてはダメ」と説得行動が続いた事情も語られました。

 集会は300人が集まりました。

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今月のカレンダー 沖縄に思う

Photo 

 鳩山政権は、普天間基地閉鎖の問題を、県内移設で乗り切ろうとしています。辺野古自体は諦めたような振りをしながら、キャンプシュワブ、あるいはホワイトビーチ(うるま市)沖合いの津堅島(つけん)を検討しているということが今日報じられています。

 これは、昨年の11・8県民集会、そしてこの1月24日の名護市長選で示された沖縄県民の「これ以上の県内基地建設は認められない」「米軍基地撤去」の想いを真っ向から踏みにじるもので到底許されません。

 しかも、鳩山政権は、辺野古から車で1時間余り北へ行った高江のヘリパット(演習場)建設に反対して座り込んでいる住民2人を告訴するとともに、2月末より工事に着手しました。16戸の高江の住民が住む地域を取り囲むように建設が計画されている6つのヘリパットは、これまでの米軍ヘリコプターの演習用のヘリパットのほぼ2倍の大きさのものです。V22 これは辺野古新基地に100機配備される予定だと言われていたMV22オスプレイ(右写真)の演習用のものなのです。抗議する住民を告訴し、工事を着手したということは、このヘリパットを使うMV22オスプレイが配備される新基地が、県内にあることを前提としています。つまり、鳩山政権は、自民党政権が進めていた沖縄への新基地建設を「普天間基地移設」の口実のもとに進めるという米軍再編の一環を何一つ変えることなく進めようとしているのです。こんなペテンが許されるでしょうか。

 そもそもMV22オスプレイは「未亡人製造機」と言われるくらい、事故の多い、そして凄まじい爆音を周辺に撒き散らす垂直離陸のできる、そしてイラク侵略戦争で初めて実戦配備された戦闘機で、ヘリコプターではありません。こんな航空機の演習を住居周辺でやられれば、酷い生活破壊、健康破壊を引き起こすことは明らかで、高江の住民が座り込んで反対することは当然です。

 沖縄の皆さんは、「普天間基地一つが無くなっても米軍の戦略は何一つ変わらないし、アメリカは困らない」「移設ではなく、普天間基地は即時閉鎖しか道はない」と声を上げておられます。この声を踏みつぶそうとする鳩山政権を許すかどうか、止めさせるかどうかは、私たちヤマトの人間の責任です。

 徹底非妥協で獄中35年を闘い抜いておられる星野文昭さんの闘いの柱の一つは、何よりも沖縄の米軍基地撤去です。私たちは、今こそ、米軍支配65年、日本帝国主義による差別支配130年を告発し、基地撤去の血叫びをあげておられる沖縄のみなさんの闘いを、私たち自身の闘いとして、巨大なうねりをこのヤマトで生み出し、闘い抜き、鳩山政権に突きつけて行かねばなりません。それが星野文昭さんを、再審を実現し、即時釈放をかちとる唯一の道ではないでしょうか。

 最初の絵(今月のカレンダー)は、09年3月14日に、文昭さんが描かれた「暁子と歩く春の小道」です。                        

                                                             

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