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2010年2月

JR元町駅前での街頭宣伝

10220  昨日、2月20日、JR元町駅前の歩道で、星野文昭さんの再審、即時釈放を求める署名、街頭宣伝の活動を、5人で行いました。

 南米のストリートミュージシャンの活動や、中国の演劇の宣伝、薬の宣伝などにぎやかな状態の中で、しかも相変わらずの寒さでしたが、200枚近いビラ配りと、10筆の署名が寄せられました。

 マイクを持って訴えるのは、やはりこの間の普天間基地の閉鎖、辺野古新基地建設反対の名護市民の決起を軸にした沖縄問題。10220_2 1971年の決起以来、一貫して獄中から米軍基地撤去を訴え続ける星野さんの不屈、非妥協の闘いを紹介しつつ、日本の在日米軍基地の75%が、わずか0.6%の国土しかない沖縄に集中する問題。また、米ソを軸とした冷戦構造を前提に行われた日米安保改定50年を迎えた今年、私たちに安保廃棄の問題が、この沖縄問題を通して突きつけられていることなどを訴えました。

 次回は、3月13日(土)午後2時~3時、同じJR元町駅前です。

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街頭宣伝 2月20日 お手伝いください

10214  2月14日、「神戸空港の廃港を求める集い」(神戸空港の中止を求める市民の会主催)に参加しました。100名の参加のもと、神戸市の市民を無視した神戸空港経営の破たんを糾弾し、廃港しかないと確信しました。

 集会で、星野さんの再審、即時釈放を求める署名をお願いしたところ、参加者の半数の50筆の署名が集まりました。励まされて、神戸の繁華街を行くデモでは、先頭に星野さんを救う会の黄色い旗が・・・。先頭でマイクを持つのも松原世話人・・。

 今週の土曜、2月20日午後2時からは、JR元町駅前で恒例の署名活動を行います。お時間のある方は是非お手伝いください。

 普天間基地の閉鎖、辺野古新基地の建設を許さない沖縄の闘いは、この3月~5月、決戦を迎えます。また、三里塚も天神峰現闘本部の撤去を許さない闘いが2月25日、千葉地裁包囲闘争の爆発を切り口に、4月~5月いよいよ決戦です。沖縄・三里塚の闘い。これこそ、星野文昭さんが1970年、1971年闘い抜いかれた現場です。以来、無実の罪、冤罪で囚われています。この3月~5月の沖縄・三里塚の闘いの爆発の中から、星野奪還の地平をこじ開けましょう!

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今月のカレンダー

Photo

 今月のカレンダーは「大根、キャベツ・・・・春の味」(09.3.8制作)です。

 1月24日、名護市長選挙は、自民党や右翼、本土資本のカネをばらまいた凄まじい取り戻し策動、脅しをはね返し、「辺野古新基地反対」を鮮明に掲げた稲嶺進さんが勝利しました。そして1週間後の1月30日、このうねりを受け、100人を超える沖縄行動団、辺野古住民の代表なども参加して、東京・日比谷野外音楽堂を文字通り立錐の余地もない6000人を超える人々で埋め尽くした「チェンジ!日米関係 普天間基地はいらない 辺野古・新基地建設を許さない 1・30全国集会」が開かれました(右下写真)。

 鳩山政権の平野官房長官は、「民意を斟酌する必要はない」「法的措置もありうる」と暴言を繰り返し、この沖縄の皆さんの怒りの火に油を注ぐ結果となっています。10130_3

 住民の生活と生命を脅かし、「世界に例のない基地」といわれる普天間基地は、直ちに閉鎖し、撤去することが唯一の道です。移設先があるかどうかの問題ではないのです。日本に主権があるのならば、それしかないはずです。この勝利を受けて、沖縄の皆さんは「出来ないのならば、もう日本を相手にしない。9条をもらいうけて独立する」と言われ、「ウチナーは闘った。今度はヤマトの番だ」と基地撤去、安保廃棄の闘いへの決起を促されています。

 星野文昭さんの獄中35年を通した徹底非妥協、不屈の闘いは、そうした私たちヤマトのありようを指し示しているのではないでしょうか。3、4月の沖縄の闘いに呼応して、本土で、ヤマトで、米軍基地はいらない、改定50年を迎えた安保条約廃棄の闘いを全力で取り組もうではありませんか。

 そしてこの春、天神峰現闘本部裁判闘争、2・25千葉地裁包囲闘争を決定的な水路にして決戦を迎えた三里塚とともに、沖縄・三里塚を貫く闘いとしてこの闘いをやり抜くことこそ、71年、三里塚を闘いつつ11・14渋谷暴動闘争に決起した星野さんに応える道ではないでしょうか。

 この闘いの高揚の中から、星野再審、釈放の道が開かれてくるのではないでしょうか。

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