一日も早く星野さんを獄外へ
賛同会員・支持者のみなさん。数か月にわたり、「星野再審ニュース」「兵庫・星野署名ニュース」をお送りせず、ご案内が途絶えておりますことを先ず冒頭、心からお詫びいたします。
「兵庫・星野文昭さんを救う会」(以降「兵庫の会」と略す)は、一昨年11月17日、宝塚・大林寺で開かれた「星野文昭絵画展と詩の朗読」の集いの中で、結成されました。以来2年、3度の絵画展と、2度の学習会、1度のライブコンサート、そして毎月の街頭署名活動を行ってまいりました。永井満世話人の文昭さんとの面会、昨年の徳島での「星野ライブ」への参加なども。
「私たちは、このような非人道的な立場におかれた星野文昭さんを一日も早く獄外に取り戻し、公正な裁判を受けるという当然の権利を勝ち取るために、『兵庫の会』を結成いたしました」(「賛同のお願い」より)。この私たちの初志は、今も変わりません。
しかし残念にも、「星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議」(以降「全国会議」とする)の運営委員会は、私たち「兵庫の会」が星野救援運動に敵対していると一方的に断定し、8月以来、「星野再審ニュース」の送付を打ち切りました。また、この10月末に加古川で「星野絵画展を開きたい」という要請に対して絵画を送らないという処置が行われました。同時に、8月、7項目にわたる「兵庫の会」への質問状が、「全国会議事務局」の名で送付されてまいりました。
こうした状況について、私たちは「兵庫の会」世話人会を開催し、相談をいたしました。「質問状」が「兵庫の会」を排除することを目的とした言いがかりとしか取り様がない、そもそも私たちは「全国会議」のもとで結成したのではなく、また、「全国会議」は各地で生まれた星野救援運動の連絡を取りながらゆるく団結を図っていくものとしてあるという私たちの理解をあらためて確認しました。結論として、「質問状」には回答しないことと、これからも初志に基づいて、星野文昭さんの一日も早い釈放と、再審・無実をかちとるために私たちのできることをやって行こうということを確認いたしました。
賛同していただいております皆様には、毎月の「星野再審ニュース」の送付を条件に、年会費3千円をお願いしてきました。しかし、私たちのところには「再審ニュース」は送られてまいりません。今後は、私たち独自の力で、星野文昭さんの救援運動を進めていかねばなりません。この「兵庫・星野さんを救う会ニュース」をお送りすることで、皆様のご賛同、ご支持を、あらためてお願いする外ありません。来春、1月が年度替わりですので、その折のニュースに振込用紙を同封し、ご賛同の再登録をお願いしたいと考えております。
今日、鳩山民主党政権が、日米同盟強化を打ち出す一方で、11月8日、「辺野古新基地建設反対、県内移設反対」を掲げた県民集会に2万1千人の皆さんが結集して、新たな沖縄闘争の高まりが始まっています。こうした状況であればこそ、1971年11月14日の星野文昭さんの決起と、それに対する星野さんの獄中35年という国家犯罪の意味と、釈放・再審・無罪の闘いの重要性がいよいよ明らかとなっております。
私たちの力不足から、かかる事態となりましたことを重ねてお詫びするとともに、今後とも、「兵庫の会」への変わらぬご支持を賜りますよう心からお願いし、ひとまずのご報告とさせていただきます。 2009年11月20日
兵庫・星野文昭さんを救う会世話人 松原康彦(事務局)
「兵庫・星野さんを救う会ニュース」第21号より
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