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今月の街頭署名、街宣活動 11月21日

2003

 兵庫・星野文昭さんを救う会の定例街宣・署名活動を、11月21日(土)午後2時から3時、JR元町駅南東の歩道で行います。お時間のある方はご協力ください。(最初の文昭さんの絵は、2003年制作の「実りのテーブル」です)

 11月8日、「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民集会」が、会場の宜野湾海浜公園野外劇場をあふれかえる2万1千人の結集で闘い抜かれた。また、東京、大阪など各地でこれに呼応する集会やデモが繰り広げられた。米軍再編による新たな沖縄支配、米軍基地強化の蠢きに対する沖縄の人々を先頭とする闘いのうねりは新たな高揚を開始した。

 これに対し、民主党政権は、昨日、鳩山・オバマ首脳会談で、来年の日米安保50周年に向けて日米同盟を深化させるために「新しい協議のプロセス」を進めることで一致したと報じられている。「同盟深化」とは軍事同盟の強化でしかない。それは、辺野古新基地建設への道であり、憲法9条改憲の道である。新政権誕生の最中の三里塚における暫定滑走路北延伸部分の供用開始の攻撃、そして一昨日の天神峰現闘本部裁判の国策裁判としての結審攻撃の強行に見られるように、またアジア共同体構想が06年の「アジアゲートウェイ構想」の焼き直しであることが明らかになっているように、鳩山民主党政権は、骨格的政策である軍事問題をはじめ、農業政策など自民党政権を引き継ぎ進もうとしていることは明らかである。

 私たちは、38年前のこの日、1971年11月14日に、基地付沖縄返還協定に反対して決起した星野文昭さんに対して、国家権力が襲いかかり35年の長きにわたって「無期懲役」を課し獄にとらえ続けていることを断じて許してはならない。新たな高揚を開始した沖縄の人々の基地撤去の闘い、そして三里塚闘争の一環として、私たちは、星野文昭さんを1日も早く取り戻し、同時に、再審・無罪をなんとしても勝ち取らねばなりません。

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