今月のカレンダー 淡々と
昨年の11月、姫路での星野絵画展をしていた最中にあった、徳島での「星野ライブ」を訪れて、初めて聴き感銘を受けて忘れられず、この6月に加藤さん、河野さんお二人をお招きし、兵庫の救う会としてライブを楽しく行いました。
それだけに、この11月の「星野ライブ」を楽しみにし、兵庫の救う会として取り組んでいくことを相談しておりました。所が、その私たちの想いが、存在が理由とされて「星野ライブ」が中止とされ、徳島救う会の戎野代表が辞任声明を出されるまでに至りました。
加藤さん、河野さん、そして戎野さんをはじめ、一日も早く星野文昭さんをご家族のもとに取り戻したいと願って来られた徳島のみなさんをはじめ多くの皆さん、とりわけご家族の皆さんに私たちの力不足から起こったこととして心からお詫びいたします。
しかし、戎野さんの想いとして書かれているように、そして知花昌一さんからの加藤さん、河野さんへのメッセージ(10月28日)にありますように、私たちは、星野文昭さんを一日も早く暁子さん、ご家族のもとに取り戻すために、仮釈放も含むあらゆる手だてをこれからも尽くしていくとともに、文昭さんの無実を明らかにするための再審実現にむけた出来ることを、全力をあげてやっていきたいと願っております。
この間、私たち「兵庫・星野文昭さんを救う会」について様々な風評が流され、ついにこのような事態に立ち至ったことについて、支援してくださっている賛同者の皆様にも、私たちの力不足のゆえに起こったこととして、心からお詫びいたします。しかし、一部に流布されているような「徒党」を組むような思いは毛頭ありません。先に述べましたように、文昭さんにかけられた「冤罪」をはらし、一日も早い釈放を勝ち取るために、一昨年11月の結成の想いを大事にし、淡々と取り組みを進めていきたいと念じ、皆様の変わらぬご支持、ご支援、そして共に文昭さんと喜びあえる日を迎えることができることを心から念じております。
他の世話人の皆様が、この私の想いをご支持してくださることを確信しております。そして、加藤さんのバンドのライブがご成功されることを、遠くから祈念いたします。
2009年11月4日 兵庫・星野文昭さんを救う会世話人 松原康彦
「僕はいま積極的に、日本の沖縄にたいする潜在主権という言葉を忌避するほかないと感じる。沖縄が、毒ガスから本当に解放されるためには、沖縄の人間の主権によって沖縄が把握されるほかにないが、その沖縄の人間の主権をおかして毒ガスのがわに立っているのはアメリカの『主権』のみではない。いま端的に、日本国の国政から参加を拒まれることで現実には行使できていない沖縄の民衆の主権をも、あたかもつつみ込んでいるすべての日本人の主権であるかのように擬装して、本土から日本国の潜在主権というもうひとつ別の『御意』をもちこんでゆくところの、われわれもまた毒ガスの側に立っている。」(1970年 大江健三郎著「沖縄ノート」より)
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