「心をひらく会」で
5月16日神崎郡市川町の人権啓発サークル「心をひらく会」で、星野文昭さんの冤罪事件を紹介したビデオ上映会を行いました。
ビデオ「ある冤罪」は2000年に撮影されたもので、渋谷事件の当時の政治的社会的背景や、判決の根拠になった6人の捜査段階の供述の不自然さを実写やアニメを使って説明した作品です。また、文昭さんの母美智恵さん兄治男さん妻暁子さんが実際に登場して文昭さんの生い立ち、人柄、文昭さんへの思いを語っています。なかでも、沖縄民権の会 古波津さんの「星野は沖縄の人柱になった」と言う言葉は、星野さん冤罪事件の本質を現す言葉として心に残ります。
この日の「心をひらく会」参加者は8名。みなさん真剣に見て下さり、政治的背景をもった権力によるでっちあげの冤罪であるということを更に強く感じてくださったようです。ある方は「星野さんの事を、こういう映像で見ると、話で聞くのとまた違った感慨があるね」と感想を述べて下さいました。
このようなビデオを見て貰う事も星野さんの理解を深めるために大切と感じました。
(大野世話人 報告)
最初の絵は、「詩画集」にある文昭さんの絵「春の海の音が聞こえてくる」です。
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